東京の空に巨大な顔が浮かんでおり、それが伊藤潤二の首吊り気球に似ていると話題になっています!
2021年7月16日に東京都などが主催する現代アートの公募文化事業「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」の一つとして打ち上げられたものです。
東京の空に浮かぶ、巨大な顔は誰の顔なのか、そしていつどこで見られるのか、似ていると言われる漫画家・伊藤潤二の首吊り気球との比較などまとめました。
目次
東京の空|首吊り気球は誰の顔?誰に似てる?
東京の空に巨大な顔が出現。現代アートチーム目[mé]の「まさゆめ」がスタート。 https://t.co/d6TJkqBL0h #まさゆめ pic.twitter.com/5PDIuGaFjY
— FASHIONSNAP.COM (@fashionsnap) July 16, 2021
2021年7月16日に東京都などが主催する現代アートの公募文化事業「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」の一つとして打ち上げられた、この巨大な顔の作品名は「まさゆめ」です。
着想源はアーティスト 荒神明香 (こうじんはるか)さんが14歳の時にみた夢だそうです!
着想源は、荒神さんが14歳のときに見た「まるでお月さまのように人間の顔が空にぽっと浮かんでいる夢」だという。
どんな顔かは思い出せないそうだが、「幻想的というより人工的な風景で、大人たちが街ぐるみで仕掛けたものだと(夢の中で)直感した。
こんな突拍子もないことをやっていいんだと勇気をもらった」と振り返る。
いわばアーティスト個人の夢に始まり、空に揚がるのもまた、世界のどこかにいる個人の顔。
それを空や雲と同じ景色として提示したとき、「公」はどう反応するのか。
オリンピックイヤーという年に、個と公の関係を問う美術作品として計画された。
引用元:産経新聞
誰の顔?
「まさゆめ」と題されたこのプロジェクトは、世界中から広く顔を募集し、「実在する1人の顔」を選んで東京の空に浮かべるという企画で、応募のあった誰の顔が使われたかは明らかにされていません。
実在する人物の顔だそうで、日本の方ではなさそうですが、世界中を探せばいるということ。
顔を使われたご本人には、連絡が入っていることを願いたいですね!
顔(気球)の大きさは
「まさゆめ」のプロジェクトの顔(気球)の大きさですが、6階建てビル相当(約20メートル)だそうです。
相当大きいものですよね。
奈良の大仏は、全身で高さ15mです。
顔だけで、20Mとなると、相当な迫力があることでしょう!
実際に目にして見たかった〜!という人はたくさんいたはず。
現代アート好きの私ももう少し早く知っていれば、子どもを連れてでも見に行けたのにと悔しいです。。。
実際に打ち上げる場に遭遇して、動画を撮影してUPしてくださっている方も。
とてもありがたいです!
まるで大捕物💦💦#進撃の巨人#まさゆめ#駆逐しちゃだめ pic.twitter.com/gMrJVyL0M8
— 美術解説するぞー!(美術さん) (@bijutukaisetu) July 16, 2021
誰の作品?
作品名 | まさゆめ |
制作者 | 現代アートチーム、目[mé] ・ディレクター 南川憲二 (みなみがわけんじ) ・アーティスト 荒神明香 (こうじんはるか) ・制作 増井宏文(ますいひろふみ) |
企画 | 荒神明香 (こうじんはるか) |
ホームーページ | https://masayume.mouthplustwo.me/ |
現代アートチーム、目[mé]の3人の写真はこちら。
【アートサイエンス学科以外の学生も聴講OK②】
— 大阪芸術大学 企画広報部 (@KouhouOua) November 28, 2017
明日、4限目に続き5限目にも開催される「Bound baw 未来の箱舟教室」は『目(め) 荒神明香さん+南川憲二さん』が登壇されます!
演題:状況と芸術
日時:2017年11月29日(水)16時40分より
場所:大阪芸術大学13号館208教室https://t.co/wKjziTVARQ pic.twitter.com/qoZaCATTXL
現代アートチーム目[mé]とは
アーティスト荒神明香、wah documentらによって組織された現代芸術活動チーム。
2012年より活動を開始。鑑賞者の「目」を道連れに 未だみぬ世界の果てへ直感的に意識を運ぶ作品を構想する。
2012年 活動を開始。
2013年 迷路のまち~変幻自在の路地空間~/瀬戸内国際芸術祭
2013年 FICTIONAL SCAPER / 象の鼻テラス 横浜
2013年 宇都宮美術館 館外プロジェクト「おじさんの顔が空に浮かぶ日」/宇都宮
2014年 状況の配列/三菱地所アルティアム 福岡
2014年にも宇都宮美術館が行ったアートプロジェクト「おじさんの顔が空に浮かぶ」で宇都宮の空におじさんの顔が浮かんだことがあります。
その為、今回東京で見ることができなかった方も、もしかしたらこの先、別の顔にはなるでしょうが、別のプロジェクトにて巨大な顔が空に浮かぶのを見ることができる可能性は充分にあると考えられるのではないでしょうか。
私は、こういうインスタレーションが大好きなので、是非ともこの目でお目にかかりたいです。
東京の空|首吊り気球は誰に似てる?
【東京の空】首吊り気球、「まさゆめ」の顔は誰に似てるのでしょうか?
世間の声を集めました。
代々木公園の首吊り気球アートが話題になっておりますが、「信じるか信じないかはあなた次第」の人に似てるなぁと思ったら八割がた似てなかった💦💦#首吊り気球アート#気球アート#代々木公園 #関暁夫 pic.twitter.com/5tzJn6cSpr
— 赤城 ぐんま (@akg_gunma) July 16, 2021
巷では伊藤潤二の「首吊り気球」に似てると話題らしいけど、初見の印象は「青年時代の毛沢東みたい」だった。並べてみるとそうでもないか。髪型の質感かなあ。#まさゆめ #東京の空 pic.twitter.com/iSFwAijum8
— ほふねむれゐぬ(旧・かたばみ工房) (@oxalisshima) July 16, 2021
あの首吊り気球、サカナクションの山口一郎さんに似てる
— 八通橋 (@ripvanty) July 16, 2021
代々木の首吊り気球の顔、都市伝説の芸人さんに似てる
— そのりーた無印 (@sono73) July 16, 2021
#首吊り気球
— 【ほぼ企業公式】デコ@DEKO:N記者 (@cbsanz) July 16, 2021
もっと似てる人がいた気がする
誰だっけ pic.twitter.com/yj8yYQaCDH
毛沢東や、都市伝説の芸人の関暁夫さんに似てるという声が多そうでした!
男性に似ているとの声が多かったのですが、個人的にはメキシコの女性画家・フリーダ・カーロに似ていると思いました。
見た人それぞれが、違った人を、それぞれの感情で捉えているところ、それこそがアート作品の醍醐味だなあと感心させられました。
東京の空|首吊り気球はいつ見られる?
この話題となっている、「まさゆめ」という作品ですが、「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」としての展示として見られるのは下記の通りです。
2021年7月16日(金):午後8時ごろまで複数回打ち上げる予定
非公表:今夏に複数回、東京都心部で実施予定 ※密を避けるため、顔が浮かぶ日時や場所は事前公表されない
今日見られなくて、残念と思っていたのですが、今年の夏に複数回、東京都心部で再度実施予定とのことですので、楽しみです!
コロナ渦による密を避けるためとのことですので、土日は避け、平日の打ち上げとなりそうですね。
東京の空|首吊り気球は誰の顔でどこで見られる?
2021年7月16日(金):代々木公園付近
非公表:今夏に複数回、東京都心部で実施予定 ※密を避けるため、顔が浮かぶ日時や場所は事前公表されない
この話題となっている、「まさゆめ」の作品ですが、どこで見ることができるのでしょうか?
代々木公園付近【2021年7月16日(金)】
2021年7月16日(金)の展示については、代々木公園から午前6時に打ち上げられたそうです。
2021年7月16日(金)の夜20時頃まで見られるようなので、お近くの方はぜひ。
不明【日時も未定】
次回の展示については、今年の夏に複数回、東京都心部で再度実施予定と言われています。
私の予想なのですが、今回東京オリンピック開催目前に「代々木公園」から打ち上げられました。
タイミングと打ち上げられた場所を考慮すると、オリンピックを絡めているものなのではないかと考えられます。
そのため、次回は
オリンピック開催中、もしくは閉会後、「東京オリンピックに縁がある場所」から打ち上げ
と予想できるのではないかと思います。
東京の空|首吊り気球は伊藤潤二の作品似と話題
この話題となっている、「まさゆめ」という作品ですが、漫画家の伊藤潤二先生作品ファンからか「首吊り気球と似ている!」という声があがっているようです。
その伊藤潤二先生の「首吊り気球」はこちら。
伊藤潤二先生の作品「首吊り気球と似ている!」という世間の声をまとめました。
ザルドス…
— Z (@longlongarms) July 16, 2021
いや!
これは伊藤潤二の「首吊り気球」だわ😭😭 https://t.co/UmulHxBpYf pic.twitter.com/USWhXVFgb7
話題になってる渋谷の首吊り気球、作った人は中学生の頃に見た夢をモチーフにしてるらしいけど同じく伊藤潤二先生も小さい頃に見た夢からアイデアを得ていて面白いシンクロ pic.twitter.com/N1gKHQoSf4
— もつれら (@mtmtsf) July 16, 2021
東京のデカ顔が浮いてんの伊藤潤二の首吊り気球じゃねぇか
— はむばばあ (@onioh1124) July 16, 2021
完全に伊藤潤二センセの首吊り気球だよね...
— ユウキ యుకీ (@Arcadia_TB) July 16, 2021
トレンドに入ってたから、皆考えることは一緒だなーと思った。
漫画家の伊藤潤二先生も、小さい頃に見た夢から、この漫画のアイディアを得ていたということで、このシンクロも面白いですね!
世界を探せば、同じような夢を見た人がたくさんいそうです!
私が小さい頃に見た、「赤いセーターを着ているが為に、どこに逃げてもゴジラに見つかり泣きながら逃げ惑う」という夢も作品にできたのでしょうかね笑